まずはこちらの映像をご覧ください。
言わずと知れたDeep Purpleのドラマーイアンペイスのドラムソロです。
突然ですが、皆さんは右利き?それとも左利き?
(「♪私の私の彼はー左利きー♪」歳がバレますね。)
ギターやベースは少数ながら左用があったりしますよね。
ギタリストではジミヘンやニルヴァーナのカートコバーン、ブラックサバスのトニーアイオミなど、ベーシストではポールマッカートニーやけいおんの秋山澪など(笑)
そういえば、お茶の水の谷口楽器にはレフティー専用のフロアがあったりします。
売り場一面がすべてレフティーですので、一瞬鏡の部屋に来たような感覚に陥って面白いので、お茶の水に行かれた際には一度行ってみてはいかがでしょうか?
https://shop.taniguchi-gakki.jp/products/list.php?category_id=6
話を元に戻して、(笑)
クラシック楽器の場合、左利きでも右利きでも同じ向きで同じ楽器を使うことが普通で、
実際、ピアノやバイオリン、管楽器などは右利き用、左利き用の区別はありませんよね。
オーケストラで並んだ時に隣の人に肩がぶつかりますし、見た目も美しくないですからね。
(「ポールマッカートニーのバイオリンベースは左用です。」とかそういう突っ込みは無しでお願いします。(笑))
さて、ドラムの話です。
皆さんは左利きドラマーをどう思いますか?
イアンペイス、ビリーコムハム、フィルコリンズ、、、、、。
なんか個人的に好きなドラマーばっかりなんですけど、やっぱりハイハットとフロアタムを逆にして左足でバスドラムを踏むセッティングに変更するのは相当時間がかかりますし、リハスタやライブハウスなどでは相当スタッフに迷惑を掛けます。
というわけで、実際はたいていの左利きドラマーは普通のセッティングのドラムをオープンハンド、つまり、ハイハットを左手で打つことで吸収しているケースが多いですよね?
東京事変の刄田綴色さんや東京スカパラダイスオーケストラの茂木欣一さん、ファジーコントロールのSATOKOさんなどもこの奏法です。
そう、だからつまり完全左利きセッティングのドラマーは、
1.自前で左セッティング用のキットを持っている
2.左セッティングをされたスタジオを持っている(メンバーはそこで練習する)
3.ライブの時は自前のセットを必ず持って行く(機材車を持っている)
4.ドラムを2台セッティング出来る広いステージでしか演奏しない
(または、周りにどれだけ迷惑を掛けても気にしない精神力を持っている)
とまあ、何かとお金がかかるわけです。
というわけで結論。
左ドラマー(で上手い方)は間違いなくお金持ちです。