ドラムを叩くという事は、常日の音より大きな音が出る。
先ずドラマー本人が、とても気持ちがいい !!!!
そしてその音は、他人の心に響き渡る!
心を動かすドラマーに成るのは、本人次第で、可能性は常に明るく開いている。
しかし、
部屋に置くと、少なくとも1畳半位は、場所をとる。
存在感があるので、圧迫感が半端ない。(日本の平均的な一部屋の場合)
上手く奏でる迄に、時間と近所迷惑が原因で、余計なストレスがかかって、脱落者も多数いるはず。
エレドラは、とても静かに奏でる事が出来る。(振動は出るが)
場所もドラムセットよりは、少なくとも半畳は、ゆとりが出る。
多種多様な音色が出るため、初心者から上級者までそれぞれが、気持ちがいい !!!
真新しい音楽の創造性を広げる枝が成長して、大きく広がりつつある。
しかし、
エレドラには、先ず電気が絶対いる。
配線し無ければ鳴らない。
配線等がごちゃごちゃで、デザイン性がスタイリッシュではない。(配線も格好良くやればいいが)
実物のドラムを鳴らしきれないドラマーが、多数居る
本物のドラムをライバルとしている。(叩く姿勢が悪くても、常に良い音で鳴りきってしまう)
そのため、初心者の気を引く事が出来てその流れで購入し練習した結果、
実物のドラムを鳴らしきれないドラマーが、多数居るらしい。
ATVというメーカーの新製品 aD5 を試打
先日ATVというメーカーの新製品の、 aD5 を試打させてもらった。
この製品は、従来のエレドラの特性の、初心者の心を簡単に動かす、甘い罠を取っ払い、古くから伝わる音楽の哲学を軽視することなく、プログラミングしたようだ。
モジュールを通して開発者の真意をそう感じた。
aD5 の音色は、プリセット5個でコンパクトになっている。
が、大抵の音楽に対応できる心地良い音色だと思った。(本当にすごく良い音色です。)
欲しい音色は、ダウンロードサービスで、各々に欲しいドラムが追加可能だという。
個々の音色にこだわっていく過程も、ドラム同様、それぞれの音楽性へと成長する枝になって行く配慮がなされていると思う。
今までのエレドラは、選別できる音色が、
必要過多なサービスで、逆に演奏者の創造性を欠いてしまい、
使いこなせない脱落者が増え、
製作者の意図と反して、中古屋に並び、ほとんど使われもしないのに、ゴミになってしまう、悪循環の原因だと思っていた。
従来のエレドラには、音の強弱の振り幅が狭い
また従来のエレドラには、音の強弱の振り幅が狭いが故に、
初心者でもある程度体が動かせれば、うまく演奏できた気にさせてしまう。
しかし、実際の本物ドラムに直面した時に、残念すぎるほど音を奏でられない人が、目立つ傾向にあるようだ。
正しい姿勢から奏でられる音色ではなく、
綺麗な音色ばかりを追求してしまった、各メーカー側のブレも1つの原因ではないかと思う。
マジで叩いた加減で鳴る
これらの欠点を、aD5 は直視しておりマジで叩いた加減で鳴る。従来の物より、緻密なエレドラモジュールを開発したのだと感じた。
ダイナミックレンジは、優しく叩けばそれ相応の音で、反応してくれるし、強く叩いたつもりでも、加減が甘ければ、それ相応の音しか出ない。
僕も試打している時に、詰めの甘さを実感して、ついつい練習をしだしてしまった。
(細かく設定すれば、ドラゴンボールのような、精神と時の部屋みたいな状態にする事もできる。)
魂を送り込むための打撃面のトリガーパッドは、各メーカーの種類も豊富で、それぞれに意図があるだろう。
叩いた感触が、ドラムのヘッドの感触に近いもの。
打撃音を吸収をしてくれて、静かに練習できそうなもの。
他にもいろいろあると思う。
aD5 は、どのメーカーのパッドにも対応できる
aD5 は、どのメーカーのパッドにも対応できる互換性は、当然持ち合わせている。
凄いのは、演奏者のスティックさばきを、従来のエレドラより正確にキャッチ出来て、
発音する迄の時間がかからず、(低レイテンシー)
ドラムへの探究心と、ドラミングの向上に繋がるための数々のアイディアが詰まっている。
aD5 という新しい楽器の枝はやがて
蕾をつけて花を咲かせ、ドラマーの実が熟っていくのだろう。
ドラマーの方々、aD5 で 己のドラミングの実を、吟味してみては、いかがだろうか。
❓ここで、4649クイズです❓
この文面で、同じ内容について3回、繰り返し触れています。さて、どの内容でしょうか?
答え
エレドラを既に持っていて、正解が、解った方々は
意識して練習してください。